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ジーンズの歴史
今回はジーンズの歴史的背景について書いていきたいと思います。
起源
ジーンズの起源は17世紀イタリアのジェノバに遡ります。
当時、着古したものを屋外労働用として着用するのが一般的でした。
港で働く労働者たちは強靭で耐久性のある作業服を必要としていました。
そのため、コットン生地を使って作られた丈夫な服が広まっていったのです。
このコットン生地は、非常に丈夫で、長時間の作業に耐えられるものであったため、特に船乗りなど労働者たちの間で重宝されていました。
この生地が「Genova|ジェノバ」から来ていることから、フランスではこの生地を「Genes|ジェーヌ」と呼ぶようになりました。
語源
「ジーンズ」という言葉は、イタリアの「Genova|ジェノバ」が名前のルーツとされています。
その歴史は古く17世紀頃、海外へ物質を運んでいたジェノバ船員たちが着ていた作業着が発端となりました。
この作業着は「Genes|ジェンズ(ジェノバ産)」あるいは「Genoese|ジェノイーズ(ジェノバ人)」と呼ばれ、その呼び名が「ジーンズ」へと変化していったのです。
もともとは「ジーン」と呼ばれていましたが、両脚で穿くため複数形の「Jeans|ジーンズ」に変化しました

ジーンズはいつ頃生まれた?
19世紀になると、アメリカで金鉱の採掘が盛んになり、労働者たちの間で丈夫な作業着の需要が高まりました。
ドイツからの移民で、サンフランシスコで織物の卸売業を営んでいたリーバイ・ストラウスは、テントや荷馬車の幌に使うキャンバス地を鉱山労働者に販売していました。
耐久性の高い作業着を求める労働者たちのニーズに応えるため、ジェノバの生地を使用したパンツを開発しました。
このパンツは、リベットで補強されたことで特に丈夫で、過酷な労働環境に最適でした。
これが現代のジーンズの基礎となりました。
ジーンズの進化
モッズとホワイトジーンズ
1960年代前半、イギリスでは労働者階級の若者の間でモッズムーブメントが巻き起こり、ファッションにも大きな変化が見られるようになりました。
細身のスーツを颯爽と着こなすモッズにとって、ワークウェアとした従来のジーンズはワイルドすぎるため、スタイリッシュな白いジーンズが受け入れられるようになりました。
ヒッピーとベルボトムジーンズ
1960年代後半、アメリカではベトナム戦争や人種差別、核兵器開発の加速などで社会や政治に対する不満が蓄積し、若者たちの間でヒッピームーブメントが流行しました。
自由や平和を愛する価値観は、映画や音楽、アートなどカルチャー全般に大きな影響を及ぼします。
ファッションにおいてもボヘミアンやエスニックなど、素朴なスタイルが好まれ、そこに合わせるジーンズもデザイン面で新たな節目を迎えます。
裾が大きく広がったベルボトムは既存のファッションに対するアンチテーゼとして受け入れられ、俳優やミュージシャンなど著名人にも広く愛用されました。
日本でも1970年代前半に流行しました。
パンクとダメージジーンズ
ヒッピー文化が1970年代前半でピークを迎えると、サブカルチャーの主軸はパンクへと移行し、ヒッピーの思想や商業的な音楽シーンに対抗するパンクロックは、アメリカ東海岸を中心に盛り上がりを見せます。
やがてイギリス・ロンドンでもムーブメントを巻き起こします。
破れたスリムジーンズや安全ピン、ガーゼシャツなどのファッションは、瞬く間に若者たちに浸透していきました。
パンクファッションにおけるジーンズは、ダメージ部分に自分でパッチワークや補修を行うのが特徴の一つとなっています。
サブカルチャーからメインカルチャーへ
ワークウエアに始まり、若者たちの文化に寄り添ってきたジーンズは、1970年代後半でハイファッションのシーンでも注目を集めるようになり、さまざまなデザイナーがジーンズを制作するようになりました。
1990年代中盤からは、刺繍やペイント、プリントなどの加工が施され、よりデザイン性を強調したプレミアムジーンズが台頭し、ハリウッドスターやセレブの愛用者が急増しました。

まとめ
ジーンズは単なる服ではなく、「自由」「機能性」「個性」「歴史」をすべて内包したファッションの象徴です。
その普遍性と変化し続ける柔軟さが、150年以上もの間、世界中の人々に愛され続ける理由です。
あなたのジーンズにも、未来へと続く新たなストーリーがきっと宿っているはずです。
その歴史を踏まえながら楽しんでいきたいですね!